三木家雪景色

数日前より10年に一度の寒気のニュース。姫路市林田町ではここ数年うっすら薄化粧の雪景色はあったものの久しぶりの大雪となりました。

茅葺き屋根が工事中のため、ちょっと残念でしたが、どうぞご覧ください。

最近では珍しいつららもできてました。

三木家

須濱神社

池の中に浮かぶ須濱神社です。#100年後に残したい兵庫でも数多くの写真がUpされています。

撮影に行ったとき、既に足跡がいくつかありました。ここ数年人気のパワースポットです。

林田藩陣屋跡

江戸時代の初めに林田藩陣屋が置かれた場所です。今は梅林公園になっています。

三木家雪景色

昨晩からのお天気ニュースで雪景色を期待していたら、当たりました。姫路市林田町でも一面雪景色となり、雪の溶けない間にとパチリ。どうぞご覧ください。

ドローン初お目見え

播州姫路も雪景色となった2月11日(月・祝)、林田では今年2回目の積雪となりました。

雪景色を撮ってもらおうと、SKY173の代表 隠浪義仁(いんなみ よしひと)さんに来ていただき撮影してもらいました。

実は、隠浪さんドローンレンタル・農薬散布・空撮を請け負う会社の代表。
そう、普通のカメラでの撮影ではなく、今回はドローンで雪景色撮影を依頼しました。

 

三木家上空等の規制についてもきちんと下調べしたうえで、撮影開始。私たちスタッフも初めてドローンの実物を見ました。
操作の仕方にも色々細かい規定があるなど説明を伺いました。既定の上空までしか飛ばせないことや、万が一コントローラーとの通信が切れた時にはオートパイロットで飛び立った位置に戻ってくること、一番に安心・安全を考え操作していることなど色々お聞きしました。

一回目の撮影が済んで休憩している時、ちょうど親子連れの来館者があり、子どもさんもドローンに興味津々、中でも一番興味を持たれたのは若いお父さんでした。

ちょっと雪がとけかけてはいましたが、空撮をお楽しみください。

 

入館 40,000人達成!!

平成22年7月2日に公開して以来、40,000人目となったのは市川町立 川辺小学校の5年生 奥本 流星(りゅうせい)君と妹の椛(もみじ)さんの兄妹でした。

林田大庄屋旧三木家住宅公開7周年記念 荒木富佐子創作和紙人形展『陽だまりの想い』の開催中で、夏休みに入って間もない7月24日(月)のこの日、2人はおばあ様から『君たちの大先輩になる荒木さんが三木家で人形展をしているということを聞かされたそうです。歴史に興味のある2人は行きたいとせがんだそうです。

姫路市文化財課 花幡課長から『君たちが40,000人目です。おめでとうと話しかけると驚いた様子でした。

感想などを聞かれしっかりした受け応えに感心しました。

  • 「いつもと違ってうれしいわくわくする」
  • 「歴史のあるこんなん(建物)が残っていてすごい」
  • 「戦国時代と江戸時代に興味がある きれいに残っていてすごい」

また、人形作家の荒木富佐子さんから副賞の作品写真集が渡されました。

 

姫路市教育委員会文化財課の指導のもと、地域にある文化財を大切にしながら活動してきました。その間、地域の方々や様々な方に支えていただきここまでこれたように思います。これからも多くの方に姫路市林田町にある兵庫県重要文化財『林田大庄屋旧三木家住宅』や兵庫県下に唯一残る『林田藩藩校 敬業館』を知っていただき、見ていただければと思っています。

10月4日(水)の中秋の名月には観月会を林田大庄屋旧三木家住宅にて開催します。夕方からの特別公開です。ぜひお越しください。お待ちしております。

スタッフ一同

三木家雪景色

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天気予報・ニュースで今季最強の寒気団と報じられ、姫路市林田では1月14日の晩にチラチラと雪が降り出しました。
朝には一面の銀世界でした。

雪化粧した三木家をご覧ください。

三木家迎春飾り見学会

門松と餅花飾り

林田大庄屋旧三木家住宅では、毎年暮れが近づくと長屋門の前にスタッフ手作りの大きな門松、そして主屋『表台所』の天井に餅花飾りをあしらいます。県内唯一の藩校「敬業館」の玄関前にも門松を飾ります。
門松の竹や、表台所の天井飾りに使う竹は林田の竹です。竹藪の持ち主の方のご協力や色々な方にご協力いただきながら門松・餅花を作ります。
今年の門松作り・餅花作りは三木家の公開日とも重なっております。昔ながらのお正月飾りを見学しませんか。たくさんの方のお越しをお待ちしております。

迎春飾り公開制作日 平成27年12月25日(金)9:00~11:00

※迎春準備は予定より早く終了する場合もあります。制作後は16:00までご観覧いただけます。
※通常は10:00より公開時間となっておりますが、当日は9:00より開門し迎春準備を行います。

※ご見学の方も、入館される場合は通常通り入館料が必要となりますのでご了承ください。
入館料はこちらからご確認ください。

 

門松の由来

古くは、木のこずえに神が宿ると考えられていたことから、歳神(としがみ)を家に迎え入れるための寄代(よりしろ)といわれ、歳神が宿る安息所であり、下界に降りてくるときの目標物と考えられていました。歳神は別名「お正月さま」とも呼ばれ、正月に家々に迎えられる神をいい、昔は白髪の福相の老人とされていたようです。

◆平成26年12月の門松飾りの様子◆

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三木家の餅花飾り

餅花の風習は江戸時代にさかのぼり、たくさんの餅が実った枝のように今年も豊作でありますようにと「五穀豊穣」(五穀=米・麦・あわ・きび・豆など)を願い飾っていたものです。良く目にするのは、ヤナギ(ヤナギは家内喜に繋がることから使われるようになったという説もあるようです)の枝に丸餅をかたどった色とりどりの丸い飾りを付けた正月飾りです。

【下の写真は三木家に取り付けた現代風餅花飾り】

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三木家の餅花飾りには、それらとは違った大きな特徴があり、大庄屋の執務室として使っていた「表台所」の天井の中心に餅花を飾り付ける木片がしつらえてあり、放射状に12個の孔があります。そこに竹を細く割って、餅を飾りつけ、その孔に一本ずつ竹を取り付けていきます。12個の孔は方角・時刻・十二支を表しているそうです。林田の辺り一帯だけでなく国土全体の五穀豊穣を願っていたのかも知れません。
飾り付けの最後には、瓢箪をかたどったお餅がしっかりと固まってから、それを木片の中心に水引で取り付けます。

◆平成26年12月の餅花飾りの様子◆

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入館30,000人達成!

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七夕&昭和レトロ模型展最終日のこの日、ついに入館30,000人を達成しました。
たつの市神岡町大住寺にお住まいの衣笠邦成様ご家族に花束と記念品を贈らせていただきました。

そして、手作りのくす玉に手を掛けていただき引っ張ると見事にくす玉が花開き『祝三万人達成』の文字が・・・。

記念品は三木家が大庄屋を生業としていたことにちなみ、林田町産のお米(ヒノヒカリ)です。副賞として、三木家の招待券と地元天然温泉ゆたりんの食事券も添えさせていただきました。
この日、午前中の草刈作業を済ませて、午後から三木家の七夕&昭和レトロ模型展を見に行こうと思い立ち寄って下さったのだとか。

三木家に来られたのは二度目。突然の出来事に「新聞などで『○○美術館○○万人達成』などをよく見かけますが、まさか自分たちの身に起こるとはびっくりです。」と驚いた様子でした。

 

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(30,001人目の入館者)

また、30,000人達成を記念して、一番違いの29,999人目そして30,001人目の方にも記念品の林田産のお米をプレゼント。

「いゃー、おしかった。と言いながらも前後賞の記念品に目を細め喜んでおられました。

  

平成22年7月2日から一般公開が始まり、姫路市教育委員会文化財課の指導のもと、地域にある文化財を大切にしながら、そして地域の方々や様々な方に支えていただきここまでこれたように思います。これからも多くの方に林田大庄屋旧三木家住宅を知っていただき、見ていただければと思っています。

9月27日(日)の中秋の名月には観月会を林田大庄屋旧三木家住宅にて開催します。ぜひお越しください。お待ちしております。

スタッフ一同

 

 

 

入館者 15,000人突破!

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林田七夕まつりと三木家写真展を開催中の7月20日(日)の午後、15,000人目のお客様がご入館されました。

明石市からご夫婦でお見えになり、最初は林田は予定になかったとか・・・、こちらまで足を延ばすことになり三木家を訪れましたとお話を伺いました。これもご縁ですね。予期せぬプレゼントに驚かれましたが、記念撮影ではご夫婦揃って素敵な笑顔を見せてくれました。

いつまでもご夫婦仲良くお元気で!