端午の節句展&こどもの日お楽しみイベント2019

江戸時代には我が子の立身出世を願い、庭に建てられた「武者のぼり」。

戦国時代の世に背中に家紋の入った幟を挿し、戦っていましたが、5月頃に庭で虫干しをしていたのを庶民が見て、家紋や名前などない庶民は、幟に武者の絵を描いて真似たものが流行ったという説があります。

その絵の中の一つに中国の古事にならった『登竜門』(鯉が急流を登り登竜門をくぐると龍になる)の絵柄から、おまけで鯉のおもちゃが付いていたのが時代の流れと共に現在のこいのぼりになったと言われています。登竜門の絵柄は現在もお宮参りや七五三の男の子の衣裳によく描かれています。

今年は三木家の天井の梁に幟を通して見上げてみていただこうと工夫しました。
間近に武者のぼりを見ることができ、皆さん天井を見上げ、楽しんでいました。

5月5日のこどもの日には、スタジオリムズによるリズムダンスを披露。元気のよいダンスにみんなで手拍子も起こり、大人顔負けの子供のダンスにしばし時間を忘れました。

また、三木家の裏庭にミニ縁日が登場。手作りのおもちゃ作り、おもちゃの魚釣りごっこ、お菓子の的当てにとちびっこが集まり楽しんでました。

この日には、今年も主屋入口の軒に昔ながらの菖蒲の葉を飾り、ご年配の方などは懐かしい光景に足をとめられたり何度もくぐる子供たちの姿があったりしました。

もう一度写真でお楽しみください。