三木家で毎年開催している蔵の作品展。毎年匠を思わせるような作品がたくさん並び、見る人の心を和ませてくれます。
今年も押し花・折紙・書・リメイク小物・リメイク服・陶芸・工芸・編み物など多くの作品が並び、楽しませてくれました。
もう一度写真でお楽しみください。
企画展 『古布に魅せられて』 山本 榮木目込人形
同時開催 『幕末の漢詩人』河野鐵兜掛軸展
同時開催 『はりま版画ノート』大前信也版画展
TEL.079-261-2338
〒679-4203 兵庫県姫路市林田町中構74
中秋の名月の月明かりの中、重厚な茅葺きの日本家屋“林田大庄屋旧三木家住宅”で開催される『三木家観月会』。
毎年、お抹茶コーナーを担当してくださる福島様をはじめとする茶道会の方々や、洪水様を師に活動されておられる林田公民館の陶芸教室の皆さん、玉田様がご指導されておられる書と灯りのコラボ作品などたくさんの地域の方々のご協力で素晴らしい手作りの観月会となり、来られた方々の心を魅了しました。
月あかりコンサートでは、昨年とはガラリと雰囲気を変え、フルート・ピアノ・チェロのアンサンブル『Luft Musica(フルト ムジカ)』の生のステージを間近に感じて頂きながら、三木家ならではの観月会の一時を過ごしていただきました。
もう一度写真でお楽しみください。
江戸時代には我が子の立身出世を願い、庭に建てられた「武者のぼり」。
戦国時代の世に背中に家紋の入った幟を挿し、戦っていましたが、5月頃に庭で虫干しをしていたのを庶民が見て、家紋や名前などない庶民は、幟に武者の絵を描いて真似たものが流行ったという説があります。
その絵の中の一つに中国の古事にならった『登竜門』(鯉が急流を登り登竜門をくぐると龍になる)の絵柄から、おまけで鯉のおもちゃが付いていたのが時代の流れと共に現在のこいのぼりになったと言われています。登竜門の絵柄は現在もお宮参りや七五三の男の子の衣裳によく描かれています。
今年は三木家の天井の梁に幟を通して見上げてみていただこうと工夫しました。
間近に武者のぼりを見ることができ、皆さん天井を見上げ、楽しんでいました。
5月5日のこどもの日には、スタジオリムズによるリズムダンスを披露。元気のよいダンスにみんなで手拍子も起こり、大人顔負けの子供のダンスにしばし時間を忘れました。
また、三木家の裏庭にミニ縁日が登場。手作りのおもちゃ作り、おもちゃの魚釣りごっこ、お菓子の的当てにとちびっこが集まり楽しんでました。
この日には、今年も主屋入口の軒に昔ながらの菖蒲の葉を飾り、ご年配の方などは懐かしい光景に足をとめられたり何度もくぐる子供たちの姿があったりしました。
もう一度写真でお楽しみください。
時代の流れとお雛様の移り変わりをうかがわせる『林田ひな祭り』。江戸時代のお雛様から現代風の平成のお雛様や本物の造りとなんら変わらない漆塗りのひな道具、茶道具、お雛様にまつわる市松人形など様々に展示しました。
男雛・女雛のすわる位置をお雛様が作られた時代に合わせ展示していると、お客様から右と左の違いなど質問をうけます。
古来日本では、南向きに建てられた皇居の紫宸殿に太陽の光が一番先にさす側を偉い側(向かって右の位置にあたります)としていました。このことからお雛様も向かって右側が上手(偉い側)とされ「男雛は向かって右、女雛は向かって左」でした。
しかし、明治になり西洋文化が入るようになり、皇室でも西洋文化を取り入れるように決まり、向かって左が偉い側とされていた西洋式に変えました。その後、大正天皇の即位の礼の時は皇后さまがご懐妊中であったことから天皇お一人で臨まれたそうです。
それが、昭和天皇の『即位の礼』の時、初めてお二人で臨まれ、向かって左側を偉い側とする西洋式にならい、向かって左に天皇、向かって右に皇后が立たれたことでいままでとは入れ替わりました。それに倣い、その後のお雛様は向かって左が男雛、右が女雛になっているそうです。しかしながら京都では、古くからの伝統を重んじ【京雛】として昔ながらの男雛は向かって右、女雛は向かって左の配置が用いられたとされています。
また、江戸時代と明治に入ってからの着物の色味などの変化など直に見ることができる林田ひな祭りは、江戸時代の遺構林田大庄屋旧三木家住宅と相まって訪れるお客様から来年もまた来ますとお声をかけていただき、好評をいただき終えることができました。
今年は長寿国日本を表すような百歳雛も飾られお客様も目をとめておられました。江戸時代から現代までの様々お雛様をもう一度写真でご覧ください。
姫路市はやしだ交流センターゆたりんで毎年開催される『灯りの祭典&林田ふれあい冬祭り』。姫路市林田町の風物詩ともなっているイベント。
スポーツ大会で汗をかいて、屋台でうまいもんめぐり、ゆたりんのお風呂に入り、夜はイルミネーションと楽しさ倍増に多くの方が押し寄せ、寒い中にもあったかな日差しの中で、盛大に開催されました。
前日の晩には、ハンドベル演奏会が開催され、会場となったゆたりん多目的室に多くの方が来られ満席・立見席もでるほどとなりました。また、『ゆたりん』のイルミネーションが今年も点灯。昨年よりもバージョンアップしたイルミネーションが、夜訪れたお客様の目を楽しませてくれました。
姫路市林田町にある『ゆたりん』での開催ですが、町内外を問わずどなたでも参加できます。来年もぜひお越しください。
今年も見事な匠を感じる手作りの作品が林田大庄屋旧三木家住宅の蔵・主屋に展示され、多くの方の心に残りました。
また、今年は特別企画として西田百合子さんの手作り人形『和みの世界』を開催。どこか懐かしく心温まる西田さんの人形。実は西田さんは姫路市林田町出身。三木家での作品展に快く引き受けてくださり、何度も三木家に足を運んで、見ていただける方々が気持ちよく和んでいただけるようにと展示に色々と工夫されておられました。
西田さんの人形は、今も三木家主屋の上り口でお客様を出迎えてくださっています。どこにいるか探してくださいね。
10月22日には、西田さんのご友人方のPLOWの皆さんが「オリジナル朗読の世界 折り紙芝居&コンサート『かぐや姫』を会場いっぱいのお客様の前で披露してくださいました。
同時開催として、郷土の陶芸作家展『林田に息づく志』を開催。姫路市で一番最初に公民館に陶芸の窯が据えられ、今は亡き藤井長次郎先生を初めとする方々から陶芸を一から教えていただき、多くの方が陶芸に魅せられました。
作品を出品くださった方々に厚く御礼申し上げます。
もう一度、写真でご覧ください。