イベント・地域情報

林田大庄屋旧三木家住宅・林田藩藩校 敬業館でのイベント情報や地域情報などを発信していきます。
たくさんの方のお越しをお待ちしています。

※イベントによっては変更の場合があります。各お問い合わせ先にてご確認お願いいたします。

イベント

揖保郡三窯と周辺の焼物展 併催:版画家乾太作品展・端午の節句展

揖保郡三窯と周辺の焼物展

4月12日(金)から開催される「揖保郡三窯と周辺の焼物展」、播磨地方では古くから焼き物が盛んに行われていたようです。
「林田焼」もその1つとされています。10枚で一組の甲皿が収められた木箱の蓋には「政宇公御手焼龍繪甲皿」(姫路市教育委員会所蔵)と記され、林田藩第三代藩主 建部政宇(たけべまさのき)が作陶したのではないかとされる幻の林田焼を見ることができます。
併催として、たつの市の版画家 乾 太(いぬい たい)さんの作品を一緒に展示します。心にしみる作品をいつもとは違った雰囲気の中で鑑賞していただければと思います。
また、端午の節句展も一緒にご覧下さい。

◇開催期間 令和6年4月12日(金)~5月13日(金)まで
◇会場 林田大庄屋旧三木家住宅
◇入館料 一般310円 高大210円 小中100円
◇公開日 金・土・日・月・祝
◇公開時間 10:00~16:00(入館は15:30まで)
◇姫路市高齢者優待カード・どんぐりカード・障がい者手帳等をご利用頂けます。
◇5月5日(日)のこどもの日 お子様にはお菓子のプレゼント

併催 版画家乾太作品展

林田大庄屋旧三木家住宅の主屋に、所狭しとたつの市の版画家乾太さんの作品が並びます。

播磨の景色を残したいと、細部までこだわり、人・時・祭・心の風景を描いた乾太の作品を見ているとまるでその中に自分もいるような錯覚を覚えます。

ここ、林田にも足を運び林田町奥佐見の播陽東山窯での作業の様子が屏風に残り、その時の繁華を物語っています。

その屏風を所有されている方が、「これが山本幸夫さんで、こっちが鐘太さん。ここにいるのが僕です」と、昔を懐かしみ教えてくださいました。

播陽東山窯とは、現在の姫路市飾磨区東山にあった東山焼のことで、藩の御用陶器所であったようです。その炎を受け継ぎ、昭和45年に林田町奥佐見に移窯したのが山本幸夫氏・鐘太氏親子です。多くの作品を遺しましたが、現在は泥窯として炎を受け継ぎ、今も煙を燻らせています。

今回は、山本さん親子の作品と、窯を受け継いだドーシー・トーマス クリスチャンさんご夫婦の作品を展示していますのでぜひご覧下さい。

併催 端午の節句展

五節句の一つ『端午の節句』。

五節句の『節』とは、唐時代の中国の暦法で定められた季節の変わり目のことです。
古来中国では、奇数(陽)が重なると良くない事が起こるとされ、それを避けるための行事が行われていたことから、暦の中で奇数の重なる日を取り出して、季節の旬の植物から生命力をもらい邪気を祓うという目的から始まったそうです。

この中国の暦法と、日本の農耕を行う人々の風習が合わさり、定められた日に宮中で邪気を祓う宴会が催されるようになり「節句」といわれるようになったそうです。

時代の流れが、武家社会になるにつれ、「菖蒲」が武を重んじる「尚武」と音が同じであることから、江戸時代以降は男の子の節句とされ、身を守る「鎧・兜」を飾り立身出世を願いお祝いをするようになりました。

三木家にご寄贈いただいた五月人形・甲を展示します。子どもの立身出世を願う端午の節句をお楽しみください。

この季節ちょうど菖蒲の時期と重なります。強い香りで厄を祓うとされる菖蒲やよもぎを軒に吊るしたり、菖蒲湯に入ることで無病息災を願ったそうです。

毎年三木家では、5月5日のこどもの日に無病息災を願って主屋の軒先に菖蒲を飾ります。昔ながらの「菖蒲ぐぐり」の厄払いはいかがですか。お待ちしています。

こどもの日限定プレゼント

5月5日(金・祝)は、こどもの日。小学生以下のお子様にはお菓子をプレゼント。50名様限りです。

折紙で作ったコマで遊べるミニコーナーもあるよ。

林田ひな祭り2024(終了しました)

 

毎年開催している林田ひな祭り、今年で14回目となります。

ひな祭りの時期になると、こちらでおいていただければとの申し出があり、ご寄付いただいたお雛様の展示をさせていただきます。
どれも我が子のことを思い、お雛様へ思いを託し、家の中で飾って過ごしていたことでしょう。
そんな思いに触れていただければと思います。

昨年のひな祭りで好評だったとってもかわいいお雛様シール付きの金平糖を用意させていただきました。林田ひな祭り期間中にご来場いただいた方へのプレゼントです。限定200名様限りにはなりますが、お楽しみに!!。

  • 開催期間 令和6年2月16日(金)~令和6年3月18日(月)まで
  • 公開日 金・土・日・月・祝
  • 公開時間 10:00~16:00(入館は15:30まで)
  • ご来場者には金平糖プレゼント!! 先着200名様限定

 

 

お雛様 右と左どっちがどっち?

日本では、古くから向かって右側が上席とされ『男雛は向かって右、女雛は向かって左』でした。

それが、明治となり西洋文化を取り入れるようになっていき、大正天皇の即位の礼の時に西洋文化に倣った並びとなる予定でしたが、皇后がご懐妊中で天皇おひとりで臨まれました。その後、昭和天皇の『即位の礼』の時、向かって左側を上席とする西洋式にならい、向かって左に天皇、向かって右に皇后が立たれたことで、それにちなみ以降のお雛様は並びを変えたと云われています。
しかしながら京都では、古くからの伝統を重んじ『京雛』として昔ながらの配置が用いられています。

今回展示しているお雛様は、現代風に向かって左に男雛、向かって右に女雛を並べています。

どうぞ会いに来ていただければ嬉しいです。

歴史講演会のご案内(終了しました)

歴史講演会 “林田の歴史再発見”

姫路市林田町のJA兵庫西林田支店にて、林田に関わりの深い群馬県高崎市の東善寺ご住職村上泰賢様、そして建部家18代目建部恵司様をお迎えして歴史講演会が行われます。播磨の一つの歴史を紐解いてみませんか?

 

約175年前、林田藩八代藩主建部政醇の息女道子は、11歳で旗本小栗家に嫁ぎます。
小栗は1860年、遣米使節目付として渡米、後に多くの奉行を歴任し、日本産業革命の礎 横須賀造船所建設など日本近代化に邁進します。
しかし、明治維新で新政府軍により無実の罪で斬首され非業の死を遂げ、道子は苦難の逃避行で会津に逃れました。

時は流れ、小栗父子の菩提寺東善寺を中心に小栗上野介記念館建設計画を掲げ、奔走中のご住職村上泰賢氏を迎え、小栗の業績・道子の逃避行・林田への思いを語っていただきます。
また、建部家当主建部恵司氏には建部家ルーツや藩主の活躍など建部家が刻んだ歴史を語っていただきます。

事前予約は必要ありません。どなたでもお越しください。お待ちしております。

  • 開催日 令和6年2月8日(木)
  • 時間 10:00~12:00
  • 場所 JA兵庫西林田支店2階会議室
  • 入場料無料 事前申込不要
  • 第1部 募金贈呈式
  • 第2部 講演会
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ゆたりん情報

ゆたりん10周年記念大創業祭(終了しました)

 

姫路市林田町にある天然温泉『姫路市はやしだ交流センター ゆたりん』の10周年を記念してゆたりん大創業祭を開催します。皆様お揃いでどうぞお越しください。

  • 開催日:平成29年4月9日(日)
  • 開催時間:9:00~16:00
  • 小雨決行

憩いの広場(農産物直売所前)プログラム

9:00~カラオケ大会
10:00~開会あいさつ
10:20~林田中学校筝曲演奏
10:50~キャラクター集合
11:10~KRD8ショータイム
12:05~アロハ ココナッツ
12:40~野華太鼓グループ
13:25~ジャズバンド中島
14:10~SHIKISAIS舞台あいさつ

SHIKISAISショータイム
演奏場所 館内:畳の間
演奏時間 【第1部】14:30~  【第2部】15:30~

 

姫路市のご当地アイドル紹介

『KRD8』

黒田官兵衛のKuRoDaの『KRD』と
精鋭”黒田八虎”にちなんで『8』と命名

 

『SHIKISAIS(しきさいず)』

関西圏を中心に活動。高校の同級生同士のユニット。
ユニット名は高校の名前から命名したのだとか。
どこの高校かわかるかな

 

大抽選会 9:00~14:00(売切れ次第終了)

1等 お米30kg 他豪華景品 一回100円

うまいもんテント村

ラーメン 唐揚げ ポップコーン
たこばん 筍ご飯 一口たい焼き
かまぼこ 焼きそば シフォンケーキ
天ぷら たこ焼き 菓子類
漬物 ポテト フリーマーケット
わかめ 紅ずわいがに 山野草販売

◆木工教室  ◆ミニSL  ◆ハーレー試乗会  ◆消防自動車展示  ◆パトカー展示 etc

 

まだまだ、これまでの感謝を込めて、皆さんに楽しんでいただけるようなイベントが目白押しです。ご家族揃って、お友達とあるいはグループで、ワイワイガヤガヤと楽しんでください。

創業祭その1

回数券を3枚集めると・・・入泉券2枚プレゼント

  • 平成29年3月1日(水)から4月30日(日)まで

創業祭その2 ご入泉のお客様限定感謝祭

 ガラポン抽選会(空くじなし

  • 平成29年4月1日(土)から4月9日(日)まで

 

創業祭その3 農産物直場所大感謝祭

もってけドロボー『玉ねぎ・人参の袋詰め放題』 1回200円

いくら詰められるか腕の見せ所

  • 平成29年4月2日(日)9:30~16:30
  • 平成29年4月9日(日)9:30~16:30

      

 

創業祭その4 レストラン大感謝祭

定食をご注文のお客様には コーヒー無料サービス

10周年記念スペシャル定食 『憩い御膳(仮名)』限定一日10食限り(1,200円相当)を、感謝を込めて1,000円(税込)にプライスダウン(期間限定※)

いづれも平成29年4月1日(土)から4月30日(日)まで

曜日によりご注文頂けない場合があります。下記のお問い合わせ先にてご確認ください。 

 

創業祭その5 カイロプラクティック大感謝祭

1時間以上マッサージの方には 入泉券1枚プレゼント

  • 平成29年4月1日(土)から4月9日(日)まで 

記念講演会開催 参加費無料

  • 開催日:4月10日(月)
  • 開催場所:JA兵庫西林田支店2階 多目的ホール
  • 講演時間:午前11時~
  • 講師:香寺ハーブガーデン代表 福岡嬢一氏

皆様お誘い合わせ手の上、ぜひお越しください。

主催
 林田地域振興組合
後援
 姫路市
 JA兵庫西姫路西部営農生活センター
 林田農産物直売会
 林田・伊勢地区連合自治会
 NPO法人新風林田
 各種団体

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地域情報

太市『たけのこ祭り』(終了しました)

林田町のお隣、太市で開かれる『たけのこ祭り』

柔らかくて日本一おいしいと評判の朝掘り竹の子を特別価格にて販売します。どうぞお越しください。

ついでに、ちょっと足を延ばして林田町にある兵庫県重要有形文化財林田大庄屋旧三木家住宅』や天然温泉ゆたりん』にもお越しください。林田大庄屋旧三木家住宅ではちょうど『端午の節句展 ~五月人形と武者のぼり~』を開催しています。みごとな武者のぼりは必見です。お待ちしています。

  • 日時 平成29年4月22日(土) 11:00~
  • 会場 姫路市太市中275-1 桜山公園
  • 雨天決行

◆筍販売は12:00~

◆若竹太鼓・キッズダンス・竹工作実技 11:00~

◆必見『プロのシェフによる筍料理実演』

◆筍天ぷら試食・筍つくだ煮試食

◆筍天ぷら販売・筍ごはん販売・地元名産出店

◆豪華景品抽選会・・・生筍購入者には抽選券進呈

◆同時開催 採れたて新鮮 地元農産物『旬彩蔵』出張販売

【主催】

太市連合自治会 筍祭り実行委員会

【共催】

太市筍組合・JA姫路西・NPO法人コムサロン21

【協力】

太市婦人会・スポーツ21・老人クラブ・子ども会・消防団・たけのこ会・ふれあい喫茶・生活改善グループ・石倉グループ

お問い合わせ 姫路市立太市公民館 TEL079-269-1374

 

林田にコウノトリが飛来しました。

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5月29日、林田町奥佐見地区の田んぼで、代かきという田植えの準備をしている作業の最中にコウノトリが飛来しました。

代かきの頃になると田んぼには、コウノトリの餌となるドジョウ・オタマジャクシ・カエル・ミミズなどがたくさんいます。きっと餌を求めておりてきたのでしょう。

韓国に飛んで行ったコウノトリもいるのだとか・・・。その逆に、韓国生まれのコウノトリが日本へ来たこともあるようですが、まさか林田にも飛来すると思ってもみませんでした。

足輪からすると、どうも「J0028♀(2011年4月豊岡市城崎町戸島人工巣塔生まれ)」のようです。2016年2月には福井県越前市白山地区で目撃されており、直線距離で170km以上離れていますが、いろいろなところを寄り道して林田に来たのでしょう。

幸せを運ぶといわれているコウノトリですが、いいことがあるといいですね。

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情報・写真提供:姫路市林田町六九谷の三木正秀様

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写真提供:姫路市林田町奥佐見の矢野俊朗様

 

幻のやきもの『林田焼』と幕末勤皇の詩人『河野鐵兜展』(終了しました)

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江戸時代前期の幻のやきもの『林田焼』と幕末の林田に深く関わり林田藩 藩校“敬業館”の教授として儒学はもとより国学・雅楽・薬草学・漢学に至るまでの博学であり、播磨一帯に多くの功績を残した『河野鐵兜』展を開催します。今年は河野鐵兜没150年にあたります。播磨地方の歴史の一面をどうぞご覧ください。

  • 会場 姫路市立書写の里美術工芸館 2階会議室
  • 会期 平成28年6月4日(土)~12日(日) (月曜休館)

林田焼

 林田焼は江戸時代前期に西播磨地方では一番古くから焼かれた焼き物で、京都で活躍した“野々村仁清”が林田に来訪し指導したとの伝説があります。証拠資料はありませんが、古清水焼の色絵や鉄絵の上品な雅陶品が残っていますので仁清と林田焼の関係は否定できないと述べている研究者もあります。

 林田藩3代藩主 建部政宇(たてべ まさのき 1642~1716)が地元産業奨励のため姫路市林田町八幡宇河内東山麓と上構鴨池の西北丘陵地の2ヶ所に窯を築き製陶したと伝えられています。長皿・扇面皿・香炉・茶碗・向付などに赤字で陶印がある半陶半磁の色鮮やかで高雅な作品であります。胎土や秞調が京焼と似かよっているので見分けが難しいところがありますが、貫入を意識して誇張したつくりはよく見ると区別ができます。資料・文献が非常に乏しく藩窯として焼成された期間がわずか数十年であること色絵の鮮やかなこと、仁清の来訪などの要素が加わって林田仁清焼まさに幻の陶器といわれています。

河野鐵兜

 郷土の偉人である河野鐵兜先生は文政8年(1825)に網干の余子浜に医を業とする家に生まれました。5歳の時から父について漢籍を学び、15歳の時に一夜にして漢詩を100編つくりあげ、神童と呼ばれるなど、儒学・国学・漢詩・和歌などに秀で特に「芳野」の詩は、梁川星厳・藤井竹外とともに芳野三絶と言われ全国的にも知られています。

 嘉永4年(1851)27歳の時に林田藩主 建部政和により、林田に居を移しました。そして、43歳で没するまで全国から多くの志士・文人・学者が河野鐵兜のもとに訪れ、この林田に足跡を残しました。林田の自然を詠んだ詩も多く残され地域の誇りとして、今もなお、人々の心に生き続けています。河野鐵兜を葬った道林寺は建部候の菩提寺であり、河野鐵兜は道林寺あたりの四季折々の情景を好み、よく訪れていました。この墓は後に追分の峠の墓地に改葬されました。

林田藩と敬業館

 林田藩の成立は豊臣政権下で尼崎群代700石であった建部光重の子・政長が藩祖であります。建部氏は外様大名でありながら、明治維新まで10代 政世まで250年余り林田藩を治めました。江戸幕府の間、播磨地方において国替えがなく藩を治めたのは林田藩のみです。また3名の藩主が大番頭となっています。中でも、3代 政宇は第13代伏見奉行になり、後に寺社奉行にもなっています。

 7代 政賢は寛政6年(1794)に藩校 敬業館を開きました。9代政和は大番頭として京都、二条城守護に就き、藩校 敬業館振興のため、藩校の講師に河野鐵兜や石野廣裳を迎えました。藩校へは、士族の子弟は8歳になると入学し、16歳で卒業しました。また、学術品行に優れた者は藩費で遊学させるほか、庶民でも志願者は入学を許され、授業は一様に区別なく行われていたといわれています。この敬業館の講堂は文久3年(1863)に焼失ののち復興、今は県下に残る唯一の藩校の建物としています。林田藩は明治4年(1871)、廃藩置県により林田県となり、その後、飾磨県を経て兵庫県に編入されました。

大番頭 おおばんがしら

江戸幕府において江戸城大手門など江戸城を警備する「大番組(おおばんぐみ)」の頭(隊長)です。武官で最高の地位であり、5千石級の旗本や1万石級の譜代大名がその職に就きました。

 

【主催】

林田敬業の会

【後援】

姫路市教育委員会
林田地区連合自治会
伊勢地区連合自治会

 

姫路市立書写の里美術工芸館

〒671-2201 姫路市書写1223番地
TEL.079-267-0301
FAX.079-267-0304 

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イベント・地域情報」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: 姫路市イベントカレンダー2017 | 姫路の超ローカル情報バラエティーサイト

  2. ピンバック: 近畿地方のひな祭りイベント2024 - おでかけインフォ〜家族と楽しむ外遊び

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