昨年に引き続き、地元の小中三校合同の俳句展『ふるさとを詠む』を林田大庄屋旧三木家住宅で開催しました。
素直な心で詠んだ俳句は、すぅーと心に入り、目の前にサァーと情景が浮かび飛び込んできます。昨年も子どもたちの観察力には驚きましたが、今年も見事な俳句が並びました。どれも甲乙つけがたく、審査の時はずいぶん迷われたと聞きました。
見学の際も、それぞれに友だちの俳句を見たり、また学年を越えて優秀作品を見入っていました。
最優秀賞
◆小学校低学年の部◆
『コスモスを 見上げてとおる 帰り道』
伊勢小学校 二年 高橋 快勢
◆小学校中学年の部◆
『秋の空 もみじが空を ながめてる』
林田小学校 四年 表口 愛棶
◆小学校高学年の部◆
『みぞの石 そおっとのけると 赤いかに』
伊勢小学校 五年 松尾 優佳
『いね泳ぐ 音が聞こえる ざわざわと』
林田小学校 五年 矢羽 美月
◆中学校の部◆
『手を振れば 鳥居の向こうに 降る紅葉』
二年 成定 花澄
『夏風と カーテン揺らす ピアノの音』
三年 山田 うらら
◆審査委員長賞◆
『風の音と 一つの灯 星空に』
林田中 三年 澤野 萌華