2024蔵の作品展 尾島恒夫剪画展&郷土アートギャラリー

尾島恒夫剪画展

林田大庄屋旧三木家住宅の公開が始まってから早14年が経過し、色々な作品展をしてきましたが、今回初めて剪画展を開催します。私も剪画を見るのは初めてです。剪画の一番の特徴である鋭い線や繊細なタッチのナイフで剪った風合いは、チラシや写真ではどうしても分かりにくく伝えきることができません。是非実物を見ていただき剪画が何かを感じていただければと思っています。

作者の尾島恒夫さんは、初めて剪画を見た時に剪画のもつ大胆な中に潜む繊細さ 奥行き 風合い 風情に取り憑かれ剪画を始めたそうです。
日常の中で出会った風景の中に、「なつかしさ」や「暖かさ」を感じ取れるようなものをとこれまで多くの作品を手掛けられ、考古園をはじめ数多くの展示会に出展してこれらました。

そんな貴重な剪画を林田大庄屋旧三木家住宅で展示していただくことになり、この展示会を通じて剪画の面白さが伝わるといいなと思っています。

  • 開催期間 令和6年9月27日(金)~10月21日(月)
  • 会場 林田大庄屋旧三木家住宅
  • 公開日 金・土・日・月・祝
  • 公開時間 10:00~16:00(入館は15:30まで)
  • 三木家入館料 一般310円 高・大210円 小・中100円
  • 姫路市高齢者優待カード・どんぐりカード・障がい者手帳などをお持ちの方は、受付にご提示ください。入館料が減免されます。
  • 9月は敬老月間です。9月1日~9月30日の間、西播磨レインボーカードをお持ちの方は、受付にご提示ください。入館料が減免されます。
  • 西播磨レインボーカードは西播磨地域に在住の65歳以上の方に配布されるカードです。毎年9月の期間に対象施設(姫路城・龍野歴史文化資料館など)の入館料が減免されます。お問い合わせはお住まいの市役所へお尋ねください。

剪画とは

黒い紙をナイフで切り抜いて、台紙に貼って完成させるアートです。

大胆な鋭い線や柔らかな線を調和させながら下絵とともに黒紙をナイフで切り抜き、それを台紙に貼って、黒を活かしながら色付けなどを施し作品を完成させます。

「言葉では簡単なようですが、いきいきと貼るのが難しいんです」と剪画を始めて19年の尾島さんが話しておられました。

剪画作品

 

郷土アートギャラリー

姫路市林田町にお住まいの方や林田にご縁のある方の手作り作品展です。例年匠を思わせるような色々な作品が並び、楽しませてくれます。

さて、今年はどんな作品が並ぶのでしょうか?陶芸・リメイク服・絵画・書……、こんな作り方もあるのかといつも勉強になります。どうぞお越しください。

令和5年度作品